電気圧力鍋の圧力値(ゲージ圧)は、70kpa前後が主流です。
中には、80kpa~90kpaの圧力のものもあれば、
1.2気圧(つまりゲージ圧は約20kpa)のものもあります。
ゲージ圧って?
圧力鍋の内部にかかる圧力のこと。通常時(1気圧)より、高くなった分の圧力値を指します。
圧力値が高くなると、沸点が上昇するため、より高温で調理できます。
一般的に、高温になるほど、加圧時間は短くて済みます。
電気圧力鍋の場合、一部を除いては、圧力値にそれほど大きな開きはないので、ほぼ同じように調理することができます。
(分量などはお使いの圧力鍋のサイズにあわせて調整が必要です)
次に、「圧力切り替え」について。
・圧力調理は1種類のみ、切り替えはできない
・圧力切り替えは、「高圧」「低圧」の2種類で
・圧力切り替えは、ダイヤル等を使って、5段階に切り替え可能
と、メーカーや製品によって異なります。
一見すると圧力切り替えが多い方が、高性能に思えるかもしれません。
しかし、あまりにも細かく設定できる場合、一体どの料理にどの圧力が最適なのか、
圧力の設定に迷いが出ることがあります。
実験感覚で、色々な圧力を変えて調理してみたい!という好奇心旺盛な方には、
圧力切り替えが多いのは魅力ですが、
普段使いで簡単さを求めるなら、圧力切り替えは1〜2段階までのものをおすすめします。