圧力鍋のメーカーごとに、独自の目線でレポートしています。
独断、偏見、偏った意見になる場合がありますが、ご了承ください。
フィスラーの圧力鍋。
圧力鍋界のロールスロイスと言われるくらいの、高級ブランド。
憧れの圧力鍋という人も多いです。
フィスラーの圧力鍋は、モデルチェンジを繰り返していますが、
基本的には「スプリング式」という構造です。
フィスラー圧力鍋の特長は
・スプリング式だから、音がとーっても静か!
・開閉がスムーズで、きっちりしまったことが目視でしっかり確認できる!
・鍋の内側には、容量表示(最低水分量、1/3・1/2・最大調理量)とメモリ付き!
圧力鍋なので、もちろん通常の圧力鍋料理はぜーんぶお任せ!
お豆や玄米を炊くことから、低圧を利用して野菜をサッとゆでたりという調理も
お手のものです。
使う圧力は、ダイヤルで切り替えできるタイプのもの(プレミアム・コンフォートなど)と、
スプリングのメモリ表示で判断するタイプのもの(ビタクイックなど)があり、
後者の方が、お求めやすい価格で販売されています。
有名料理家さんやマクロビ料理をされている方が多く愛用されています。
圧力値は、お鍋によって2段階・3段階になっていますが
一番高い調理温度、フィスラープレミアムの超高圧(レベル3)は、
約119度で調理します。
超高圧という名前がついているので、世の中の圧力鍋の中でも、
一番高い温度なのかと感じますが、実はそうではないので、
注意が必要です。(現在、販売されている圧力鍋で、最高温度は、約128度です)
スプリング式の圧力鍋の特徴としては、
とにかく加圧調理中の音が静か!というのが挙げられます。
調理中は、スプリングの表示を見ながら、蒸気が漏れない程度に
火力を弱める必要があります。
火力を調節せず、強火のまま加熱を続けると、
安全装置が作動してしまいますので、注意してくださいね。
ただ、中に入っている食材によって、
・弱火にしすぎて、スプリング表示が下がってしまう
→決まった圧力(=温度)にならず、思った仕上がりにならない
・中に入っているものが熱を持つため、弱火にしても圧力表示が上がりすぎてしまう
→気付かずそのまま加熱していると、安全装置が作動して蒸気が出ることがある
など、調理中、音は静かでも、常に鍋のスプリングの状態が確認するようにしてくださいね。
これは、使っていて感じたことですが、
圧力がかかっても、とても音が静かなので、
他の作業をしているうちに、圧力がかかりすぎて安全装置が作動してしまう!
低圧で調理したかったのに、気づいたら高圧になっていた。
など、加圧が静かだからこそ、気をつけなければいけない点もありました、
それでも、開閉がスムーズなこと
ふたがきちんと閉まったことがわかりやすい
調理中に蒸気音が小さい
というのは、本当に大きなメリットですね。
加圧状態を示すスプリングの表示など、注意することもあるので、
使用前には必ず取り扱い説明書をお読みくださいね。
フィスラープレミアムの使い方は、こちらの動画でもご覧になれます。