栗の渋皮煮

材料


500g
重曹

小さじ1
きび砂糖

200g

ひとつまみ
ブランデー
またはラム酒

適量

調理時間  6時間

一言メッセージ

手間はかかりますが、手作りなら優しい甘さにできるので、嬉しいです。
工程4の栗の掃除が一番大変!ゆっくりと座りながら、作業することをお勧めします。
実は圧力鍋を使っても、あまり自短にはならないのですが、それでも作りたくなる一品です。

動画

作り方

  1. 下準備

    栗(鬼皮付き)は皮付きのまま綺麗に洗う。
    鍋に湯を沸かし、栗を入れて冷めるまでしばらくおく。
    ※鬼皮を柔らかく、扱いやすくします

  2. 鬼皮むき

    栗の渋皮を傷つけないように、鬼皮の下の方に切り込みを入れ、そこから包丁を引っ掛けるようにしながら、鬼皮をむく。
    むいた栗は水につけておく。

  3. アク抜き・1回目

    鍋に水1リットルを沸かし、沸騰したら重曹と栗を加えて、
    ふたをせずに、中火で、10分ほど煮る。
    途中、浮いてきたアクは取り除く

  4. アク抜き・2〜3回目

    別の鍋に湯を沸かし、栗を移して、中火で10分ほど煮る。
    茹で水が黒くなったら、栗を水に取る。
    これをあともう1回繰り返す。
    (重曹入れて煮る→水を変えて煮る→水を変えて煮る)

  5. 栗の表面を指でこすって綺麗にする

    筋の部分は、栗に傷をつけないように注意しながら爪楊枝などで取り除く。
    ※この時、皮が破れているものや傷がついているものは取り除く。

  6. 加圧調理

    圧力鍋に水2カップ(400ml)ときび砂糖の半量を加えて火にかけ、砂糖が溶けたら栗を加えてふたを閉める。
    沸騰して圧力がかかったら、1〜5分間加圧調理する。
    ※ゼロ活力なべ(白おもり)の場合、5分間加圧

  7. 砂糖と塩を加える

    圧力が下がったらふたを開けて、残りの砂糖と塩を加える。
    もう一度圧力鍋のふたをして火にかけ、沸騰して圧力がかかったら、すぐに火を止める。そのまま、鍋を開けずにしっかりと冷ます。
    時間があれば、このままふたを開けずに一晩置く。

  8. お好みでお酒を加える

    しっかり冷めたらふたを開けて、中火でお好みの加減まで煮詰める。
    お好みで、ブランデー(またはラム酒)を加えて、煮沸消毒した瓶などに入れる。

ポイント

最初のアク抜きに重曹を使いますが、重曹を使う場合は、絶対に圧力鍋のふたをした加圧調理をしないでください!
(圧力鍋の取説にも記載されている禁止事項です)

下ごしらえの途中で、渋皮が破れてしまった栗は、取り除いて他のお料理にお使いください。一緒に煮ると、煮ているうちに実がくずれて、煮汁が濁ってしまいます。

※作り方オレンジの番号は圧力鍋での作業です