圧力鍋のメーカーごとに、独自の目線でレポートしています。
独断、偏見、偏った意見になる場合がありますが、ご了承ください。
◎アサヒ軽金属
店頭販売ではなく、自社通販で販売するという独自の戦略で圧力鍋を販売しています。
ロングセラー商品「活力なべ」が2015年にリニューアル、
現在は「ゼロ活力なべ」という製品を販売しています。
4つのサイズで展開されています(デザイン違いのディズニーコラボのものもあります)
ゼロ活力なべの特徴は、
・世界最高圧の146kpaで時短調理が可能
・鍋本体は、全面5層クラッド鋼で、焦げ付きにくく、保温性が高い
・赤と白のおもりを付けかえるだけで圧力切り替えが簡単&わかりやすい
・驚きの30年長期保証
やはり特筆すべきは、圧力の高さ。
世界最高レベルの146kpaで、約128度の高温調理が可能です。
この温度により、短時間の加圧で、玄米はもっちり、牛すじもとろとろに
柔らかく調理することができます。
また、低圧のおもりに付け替えることで、
デリケートな食材にも対応。白ごはんもふっくらつやつやに炊きあがります。
また、鍋本体が全面5層というのも、実際に使用していると、
鍋内部が焦げ付きにくいので、お手入れもラクです。
全面5層だと、重く感じるかもしれませんが、
同じくらいの大きさの圧力鍋と比べても、軽い方だと思います。
これはハンドルの長さなども影響しているかもしれません。
店頭で販売していないにもかかわらず、実は日本国内での圧力鍋シェア率はトップクラス。
記憶に残るおもしろCMも話題になりました。
私個人も愛用している圧力鍋です。
(ちなみに、MサイズとSサイズを自宅と教室で使用しています)
色々な圧力鍋を使っていて、一つデメリットに感じることは、
圧力がかかった後、弱火にする加減(圧力をキープする=オモリの揺れが止まらない程度の火力)が、
他の圧力鍋が「弱火」だとすると、「中弱火」程度にしないといけないところ。
鍋の中の食材が十分に熱を持って来れば、弱火にできますが、
すぐに弱火にしてしまうと、オモリが止まってしまうことがあるので、注意が必要です。
オモリの揺れ方など、詳しくは、必ず取り扱い説明書をお読みくださいね。